親子の絆でガンを克服
こんにちは!おおいし治療院の大石です。
親子の愛は永遠です。
親は子と血で繋がっていますが、伴侶同士は血の繋がりはなく、夫婦であっても別れたら他人です。
中国地方の方が新幹線に乗って、夫婦で次女についてのカウンセリングで来院されました。
昨年の9月頃です。
母親が娘とケンカをして娘に電話や手紙を出しても連絡が取れない。
音信不通状態になっているのです。
いきさつを聞くとこんな感じです。
娘は着物のコーディネーターになりたいらしくて、京都に修行に出ています。
すでに37才。
結婚もせずに仕事も転々としており、アルバイトをしながら着物の着付けなどの修行もしています。
母としては将来がとても心配しており、過保護になっており、子離れしておりません。
年金や健康保険を娘に内緒で勝手に支払ってしまい、娘の逆鱗に触れたのです。
「お母ちゃん、私はもう自立して親に迷惑かけたくないのに、何で勝手なことするの?
電話も手紙もお金も一切必要ない。もうしばらく一人にして。」
それから2~3ヶ月経ってから9月になります。
いろんな話を聞かされました。
娘がもし先生のところに来たら、こちらに生存しているだけの報告でもいいから知らせてほしいと頼まれました。
娘さんは病弱でぎっくり腰になったり、転職の悩みのときはこちらに整体やカウンセリングに来ているのです。
娘さんが12月末くらいに来院されました。
ことの成り行きを説明して、親に連絡するように伝えました。
12月に母が胃潰瘍を患って、初期の直腸がんになりました。
娘
「先生、私どうすればいい?
せっかく自立しようとしているのに親元に戻ってしまうと子離れしてもえなくなるかもしれない。」
私「仕事が集中できないでしょう?」
娘「はい、集中できなくて仕事に対するやる気も失っています。」
私
「こういうときは母親の看病を仕事とするのです。
お母さんももう80才に手が届くところにきている。
だから仕事としてお金をもらってやりなさい。
それ以外はお金をもらわないと決めて、お母さんにもけじめをつけることを教えるのです。
そうすることで真の自立ができて、おかあさんも子離れできるのです。
そして何より親子の絆が深まって、これが済んだらあなたの仕事も軌道にのるし、健康運もつきますよ。」
娘「わかりました。しばらく母の看病する為に地元に戻ります。」
----------それからしばらく経って母が便秘と頻尿でメンテナンスをしてほしいと娘さんから依頼されました。
3月に親子で来院されました。
直腸がんと胃潰瘍はすっかりよくなられたそうです。
検査でも陰性になっているみたいで親子で凄く感謝されました。
患者さん、クライアントさんのこの喜ぶ瞬間が聞きたくて、カウンセリングや整体をしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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