大阪市淀川区塚本の心理カウンセリングのおおいし治療院の大石です。
整体や気功をしていて、ある一定のところまでは楽になります。
それからまた症状がぶり返したり、返ってそれ以上に悪化する場合は体ではなくて心を見つめた方がよいと思われます。
トラウマなどを抱えいる人は症状と共にトラウマが浮上している場合が多い。
トラウマをヒーリング・カウンセリングしていて厄介だと思うのは『罪悪感』が最後に出てきたときです。
『罪悪感』を本人も何回も消そうと思って、何年もチャレンジを試みますが、やがて罪悪感に飲み込まれて自分を責める方向に走ります。
元々自分を責めるタイプの人は殻に閉じこもりがちで、やがて罪悪感が元で自殺に追い込まれる方もいます。
自分だけ幸せになるなんて到底できない。
幸せになってはいけない。
病気を抱えたまま不幸になって、罪を償うという流れになってしまいます。
いっそうのこと死んだほうがいいと思ってしまいます。
他人を責めるタイプの人は罪悪感を他人になすりつける形で、何とかその場をしのぎます。
自殺に追い込むというよりは他人を傷つける方向に走るかもしれません。
罪悪感といってもいろんな場面が想定されるので、一概には言えませんが、『罪悪感』は消すものではなくて、乗り越えるものだと思います。
何度も同じ過ちを繰り返す人は罪悪感があるから、その過ちを克服できるかも知れません。
刑務所で外に出て何度も同じ過ちを繰り返す人は、罪悪感がないから繰り返すので、刑務所にいてる間は罪悪感を持つ必要があるのではないかと思われます。
このように考えますと『罪悪感』は消すのではなくて、戒めとしては必要だということがわかります。
「戒めから周囲が喜ぶ人間に変われ」ということを罪悪感が教えてくれているのではないでしょうか?
闇から光へと導く
無知から知恵を学ぶ
苦を喜びへと変える
あなたの罪悪感は決して無駄ではありません。
自分を傷つけてばかりではなく、戒めから周囲が喜ぶ方向へと方向転換するのです。
そう罪悪感を乗り越えて前に進むのです。
周囲といってもいろんな方がいます。
無知で相手の事が思いやることができず、自分中心の考え方の声は、罪悪感を持っている人に取っては棘が刺さる思いをされると思います。
あなたのつらい環境を理解しようとして、思いやれる方の声はあなたにとって救いとなりましょう。
しかし実際は無知の声の人の方が多いです。
無関心な方もいます。
思いやれる方は1割にも満たない方もしれません。
それでもあなたは思いやれる方(光)に意識を集中し、闇(無知の声)を受け止め、前進するのです。
身近であなたを大切に思う方を喜ばせ、周囲を喜ばせることが出来れば、罪悪感の一番の供養になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
[関連記事]