大阪市淀川区塚本の心理カウンセリングのおおいし治療院の大石です。
なんとなく自分の事が嫌いで自己否定していると、やがてそのままにしておくと自己処罰まで育つことになります。
ハッキリ自分が嫌いだと断言できる方は自己否定からすぐ自己処罰的になっていると思われます。
それは心から体、環境に影響していき、いろんなところで相談及び治療しても、自己否定からの自己処罰の概念がある限り、環境も体も処罰しつづけるのです。
自己処罰はどこからくるのでしょうか?
それは罪悪感からくるのです。
ある方がこうつぶやいていました。
「病気が治ろうとしてくると罪悪感が出てきて、自分は幸せになってはいけない。自分はもっと苦しまなければいけない。病気は治ってはいけない。」
これを施術しているときに聞いたのですが、いろんな角度からカウンセリングを試みてさとしても、本人の意識が罪悪感から前に進もうと決意しなければなりません。
施術してもカウンセリングしても遠隔してもそのときは楽になるのですが、またすぐ同じ症状を訴えてきます。
本人は罪悪感から自己処罰している意識がなく訴えてきますが、こちらとしては原因がハッキリした以上対策を考えなくてはいけません。
罪悪感から自分を許す。
自己処罰している意識を解放する為には自分がもっと強くならないといけないと自覚する必要があります。
カウンセリングのさなかにこの方の息子が願い事で「神様にお母さんが死なないようにしてください!」と願われたそうです。
これを聞いて切なくなりました。
罪悪感→自己否定→自己処罰→病気→甘えという構造になっているのです。
子供の為にももっと強くなってほしいと思いました。
自分の事ばかり考えているからこの悪循環から抜けることができないのでは?
だったら子供が安心して夢を描けるようにしてあげるのが親の努めでは?
このように他人の為に生きようと考えることで悪循環のループから外れて善循環になるのではないかなと思います。
自分が調子悪い時に他人の事なんて考えてられないという気持ちはわかります。
でも悪循環の思考回路から抜ける為には善意識で考えた方がよいです。
善意識とは母親の場合は子供のためだったらなんでもできるという意識です。
母性を磨くということですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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