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自律神経失調症とうつ病

大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。

自律神経失調症は広範囲で不定愁訴が現れます。
自律神経失調症から始まって、うつ病に移行していく人もいます。
長い時間患っているからうつ病にかかるわけではありません。
自律神経失調症状がある程度固定されてきて、うつ病に移行するのが一般的です。

うつ病は、憂うつ感や興味の半減、焦燥などの精神症状とともに食欲低下、頭痛、疲労感などの身体症状も多く現れる病気です。
近年では身体症状のほうが強く現れる「仮面うつ病」なども増えてきています。

うつ病は自律神経でいうと副交感神経緊張状態が続くと考えられます。
心理面が強く出ているときはなんとなく目に力がなく、下を向いてふさぎがちな雰囲気でためいきもよく出ます。
健康な方でも副交感神経緊張状態になると誰でもこのような状態になりますが、しばらく休息や時間が経つと交感神経が緊張してきて、気持も盛り上がって体の切れも戻っていきます。

自律神経の交感神経緊張と副交感神経緊張のリズムが交互にきていると正常ですが、どちらか一方が偏って出る場合が自律神経失調症なのです。
交感神経>副交感神経、交感神経<副交感神経のような感じです。

うつ病の場合は副交感神経が過度に働いて長期に渡って交感神経が作動しない状態をいうのです。
うつ状態は誰でも経験しますが、うつ状態から長期に渡って浮上しないのがうつ病なのです。

うつ病の方としばらく接していると一般の方でも自律神経失調症の違いは理解されていくと思います。
でも仮面うつ病は見た目と振る舞いは一見、健康な方と見分けつかないので、精神症状より身体症状にうつ状態が現れてきます。
自律神経失調症との判断が難しいのが仮面うつ病です。

副交感神経緊張状態が続くのはうつ病と同じですので、精神症状より身体化した症状(倦怠感、頭痛、動悸、食欲不振、息苦しさ)がメインになります。

自律神経失調症の場合は交感神経緊張症状も出てきますのでよく観察していくと見極めることが可能になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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