ストレッチと整体
こんにちは!おおいし治療院の大石です。
筋肉に痛みがあったり、かなり凝っているときは、いきなりストレッチをすると危険です。
筋肉の構造
骨格筋は、筋線維の集合体であり、筋線維は筋原線維の集まりである。
筋原線維は筋節(サルコメア)という最小単位で構成されている。
筋節の構造は、Z膜という膜で区切られており、そのZ膜とZ膜の間には、アクチンとミオシンという2種のタンパク質が存在し、それぞれがフィラメントを構成している。
筋の収縮は、その両フィラメントの相互作用によって生じる。その際のエネルギー源はATP分解によるものである。(医学書から引用)
いきなり伸ばすと、筋線維の一部を傷つけてしまうからです。
ではどうすればいいのか?
- それは十分、伸ばしたい筋肉の周囲の関節をゆっくり回すとよい。
- 関節の周囲の筋肉を上下に擦って伸ばす準備をしとくとよいです。
筋肉が冷えているとまだストレッチするには不十分です。
もしどうしても先にストレッチしたいなら、息を吐きながら、ゆっくり伸ばし、息を吸いながらゆっくり戻すことが大切です。
伸びているなぁという手前で止めるのがコツです。
そしてまたゆっくり伸ばして何度も繰り返すといいです。
ストレッチを先にしようとすると結局時間がかかってしまいます。
関節の体操、整体マッサージを自力で整体を施してからストレッチする方が最も効果があると言えましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。