不安神経症 イメージバランス療法

大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。

心が不安定なときは自分をコントロールしようと思っても不安がどんどん押し寄せてくることがあります。

特に頭周辺の問題が出ているとき、頭痛、耳鳴り、めまい、立ちくらみ、のぼせ等ではイメージ療法は集中しにくいと思います。

そんなときは腹から足底を意識した方が肩から頭周りが落ち着いてきます。

不安神経症 イメージ療法がやり辛い方はイメージバランス療法をしてみましょう。

不安神経症でも自律神経失調症の身体症状が出ている方に最適なイメージ療法です。

身体動作と両手を使って、頭のイメージはなるべく使わないように工夫しています。

不安神経症 イメージバランス療法

頭をなるべく使わないようにして、両手を使いながら光の球を作りましょう。

希望、安心、光明、勇気、理解・・など、不安を解消させるキーワードを見つけ、腹に言魂を送り込みましょう。

(例 安心の場合)光明がキーワードだと思ったら光明を()に入れます。

①腹部から足底
光の球(安心)を腹部に入れましょう。
胆田を意識します。
腰が温かくなってきたらOKです。
腹部から足底に移動します。
足底に球が移動しにくかったら、足の指を曲げたり、伸ばしたり、足首を曲げたり伸ばしたりします。
足底が温かくなって眠くなって頭の症状が軽減したら終了します。

(位置)
みぞおちとへそを結ぶ線の中間。
へそから指3~4本分下辺り。

②胸
①を念入りにやったら、今度は腹部の光の球(安心)を胸に移動させます。
不安→安心に変わる。
背中の両肩甲骨を背骨側に近づけるときに背中にエネルギーが集まってきます。
背中が温かくなって、安心の存在に守られていると自覚してください。

次に両手の球(安心)を近づけて胸の前に集めましょう。

③喉(のど)
胸にから球(安心)を喉に移動させます。
後頭部を首の後ろにほんの少し近づけて、喉の後ろの頚椎の一番骨が出ているところを満たします。
次に顎を前に近づけて喉を満たします。

肩こりがほぐれて、呼吸がずいぶんと楽になってきているでしょう。

④頭
最後に頭ですが、頭の中心に小さい球(安心)を送ります。
息を吸いながら頭頂部から光が入り、息を吐くときに小さい球が大きくなって頭周辺が光に満たされます。
目をつぶって頭の中が明るくなったら終了します。

不安解消するには自然と戯れる

このように集中して緊張させることなく、体の動作を使いながらイメージバランス療法をしてください。

何度も言いますが、緊張してはいけません。
ボーとしながらやるのがコツです。
途中で寝てもらってもかまいません。
腹から足底を特に重点的にやってくださいね。

当院は気功を長年研究しているので、患者・クライアント様に合ったオーダーメイドな気功イメージ療法をたくさん用意しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

[関連記事]

自律神経失調症[不安神経症]

不安神経症 心の持ち方