大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。
自律神経失調症からくる不安神経症について考えてみましょう。
自律神経訓練法は自己暗示を使う場面があります。
自分なりに考えた不安神経症の方に効きそうなイメージ療法を考えてみました。
悩み事は頭の中で団子状態になっているのです。
頭がああでもない、こうでもないと右脳、左脳を行ったりきたりしています。
右脳のイメージがネガティブで、左脳で難しく考えてしまうと物事がとてつもなく大きな問題に感じます。
それがたくさんあると感じてしまいますと、脳の自己保存の法則により、不安感、恐怖心が出てくるのです。
自己保存本能の法則
生命が自己の生命を維持・発展させようとする本能。
命あるからには、無事に生き続けたいと思うのは本能です。
人は皆、自分の身に降りかからんとする危険は避けようとする。
自分の方に飛んでくる石があったら避けようとするのが当たり前です。
何かあったらどうしよう。
解決できなかったらどうしよう。
と自分の頭で考えてしまうのです。
頭で考える事といえば、自己保存的に考えると最悪の事を想定して考えてしまう癖がついてしまうことになるのです。
しかし、不安が出てくるのは頭でしょうか?
頭で認識はしているのですが、なんとなく出てくるのは胸から出てくるのです。
不安神経症のイメージ療法
胸に手を当てて、大丈夫、大丈夫、安心、安心と何度も胸に言い聞かせましょう。
そのまま放っておいたら、胸→のど→頭に移動していって、右脳で不安のイメージが出てきて、左脳で不安になる要因を分析して、自己保存の法則で不安が大きくなっていくのです。
希望、安心、光明、勇気、理解・・など、不安を解消させるキーワードを見つけ、何度も胸に言魂を送り込みましょう。
(例 勇気の場合)希望がキーワードだと思ったら希望を()に入れます。
胸(勇気)→のど(勇気)→頭(勇気)が上昇していくと、気持ちがなんとなく、不安から勇気に変わっていくと終了します。
勇気になんとなく変わった実感がしたら、勇気について考えてみましょう。
浮かんだことをメモしておきましょう。
- 整理整頓をする
- 早寝早起きする
- 不安になったらとにかく笑う
- 足腰を鍛える
- スタミナがつく食事をする
シンプル イズ ベストです。
すぐに実践できる内容が望ましいです。
やり終えたら、「私は勇気だ、勇気は私そのものだ、私は勇気の化身である」と宣言してください。
最後に背中に勇気の神仏に守られているとイメージしてください。
これほど、心強い味方はいないですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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