大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。
胸郭出口症候群は肩こりの一種で、鎖骨・肋骨1~2・頚椎6~胸椎2番周辺あたりの問題が主です。
胸郭出口症候群は斜角筋と小胸筋と鎖骨下筋、肋間筋などの筋肉を整体する必要があります。
図にあるように前斜角筋と後斜角筋の間から頚神経叢が出ており、これが圧迫されると腕の方にしびれ感が出ます。
小胸筋が緊張すると頚神経叢の下部と鎖骨下動脈・静脈が圧迫されるので、腕のしびれと血流障害が起こる可能性が出てきます。
この赤い丸の図で示したところは整体で調整する必要があります。
鎖骨が固定されて動かなくなると肩の挙上困難になり、周辺の肩の筋肉もこってきます。
頚椎6番と7番が固定されると頚肩腕症候群が発生しやすくなります。
頚椎7と胸椎1番が固くなると首を後ろにすると痛みが出ます。
この周辺のこりはほぐすのが難しく、腕の経絡のツボを調整しつつ整体しないとほぐれない場合が多い。
頑固な肩こりを感じる人は肋骨1、2番が固くなっています。
ここが固くなると喉が詰まった感じがしたり、咽の痛みを感じたり、自律神経が乱れる可能性があります。
整体マッサージをして押圧しても肋骨が固い為、頑固なこりと間違えられます。
ここはソフトに誇張法で対処します。
ここを見逃してしまうと肩こりのスッキリ感が違うので注意して整体したいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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