大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。
正しい姿勢で仕事ができないこともあります。
例えば、整体のベットがとても低い場合、押圧のときに背中が丸くなって首に負担がかかります。
美容師であれば、脇を開いたまま、髪の毛をカットをして、肩~手首にかけて負担がかかります。
飲食店の方であれば、調理をするときにいつも同じ手に捻る動作を加えてしまい肘を痛めてしまうこともあります。
今回のケースは歯科衛生士の方です。
お客さんが座ったままの状態で、変な態勢で歯石を取る作業をしていて、肩から腕にかけての痛みがきたそうです。
右の手首から親指にかけて力が入らなくなった、左の肩から肩関節周辺の痛みで来院されました。
おそらく、頚肩腕症候群だと思います。
頚肩腕症候群
頸肩腕症候群は、首(頸部)から肩・腕・背部などにかけての痛み・異常感覚(しびれ感など)を訴える全ての症例を含む。
この中で、他の整形外科的疾患(たとえば変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群など)を除外した、検査などで病因が確定できないものを(狭義の)頸肩腕症候群と呼ぶ。
変な姿勢で長時間作業すると、間違いなく筋肉の付き方がアンバランスになってしまって、関節がゆがみます。
整体マッサージや筋膜リリースで丁寧に筋肉のバランスを整え、最後に関節の矯正をしました。
微小筋肉の捻れや緊張を見つけるのも大切です。
筋力低下している筋肉も正常に戻す技術も必要です。
仕事だからどうしても変な姿勢でやらざるをえない場合は、その都度、姿勢を元に戻す体操などを取り入れるといいです。
当院では気功体操をおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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