圧迫骨折は整体の適応外です

こんにちは!おおいし治療院の大石です。

昨日から因島の出張治療に行っていました。

そちらで世話になっている方の長女が大阪に住んでいます。

1ヶ月程前に階段を踏み外してお尻と腰を強打されたそうです。

病院に行く前に整体してもらえないか?と依頼されました。

ギックリ腰みたいで歩行が困難だったので、近くの整形外科でレントゲンを撮って、診察してもらってくださいとアドバイスしました。

医者の見解では腰椎の圧迫骨折だそうです。

圧迫骨折は整体の適応外

背骨の病気に対する健康サイトから引用

コルセットやギプスを装着したり、ベッドの上で安静にしたりします。
また、痛み止めや、骨粗しょう症のお薬を使用します。
コルセットを巻いたまま生活する必要があるため日常の活動が制限され、長期の入院が必要になることがあります。
また、長期間、ベッドの上で安静を保っていると御高齢の方では著しい筋力低下や見当識障害が発生することもあります。

とりあえず保存療法でしばらく様子見ることになりました。

最初に整体をしていたら余計に悪くなったでしょう。

動けない方の腰痛は整形学的検査法を熟知していないと触るのは危険です。

自信がない整体師の方は迷わず整形外科に行くことを勧めてくださいね。

圧迫骨折は整体の適応外です。

この話には余談があります。

その後、たまにこの方は整形外科で診察を受けていたのですが、女医さんが急に閃いたらしくて、MRIとお腹のエコーを撮ったそうです。

そこにはなんと6cm大の卵巣の腫れを発見、子宮にも問題があったらしく、子宮・卵巣の全摘出を勧められたそうです。

ここまで悪化しているのに、痛みもなんともなく、どちらかというとアグレッシブで働くママさんでした。

この方は実は私の整体を受ける必要もなく、元気な方でした。

旦那さんやそのお母さん、お父さん、妹、お兄さんなどは具合が悪くなると整体をしていました。

階段滑り落ちる→腰を強打→圧迫骨折→卵巣、子宮の大きな腫れの発見→全摘出

ほんの2ヶ月ほどの出来事です。

幸い医者は名医と言われている女医さんで手術は鮮やかだったそうですよ。

そのお母さんに聞いたのは「医者はリンパにまで浸透するとやっかいだから、全摘出した方がいい。」

これって、良性ではないのでは?

でも良性で広がるというのは聞いたことないので、心配をかけない、配慮ではないかと思います。

家族の方は即決されたとのこと、よっぽど医者を信頼していないとできないことですよね^^

前回普段から整体をしているとケガにも強くなりますという記事を書きました。

今回のケースは整体をしていなくても、ケガをしてから奇跡的に隠れている病魔を発見!

これは奇跡的にケガをして恵まれているケースですが、運任せなのでおススメできない事例です。

最後までお読みいただきありがとうございました。