大阪市淀川区塚本の自律神経失調症専門の大石です。
朝、起床するときに凄くつらくないですか?
そして、しばらく動いたら楽になるから、ついあまり考えなくなってしまいます。
動くとしばらく楽になるということは、交感神経が緊張して、外に意識が向いているのです。
朝、起床時には副交感神経が緊張しているから、体が弛緩しています。
体が弛緩するとどうなるか?というと、神経が緩んでいますから、体液の老廃物などが筋肉に流れてきますので、体がとても重くなるのです。
リンパ球、白血球などの免疫細胞も活動しやすいので、修復に向かいます。
修復に向かうと炎症反応が出ます。
痛みやこわばりが出てくるのです。
体が弛緩している状態のときに、治癒力が増強するので、今の自分の体の内部の状態が理解しやすくなります。
体がつらいときはできれば、そのまま睡眠を取ると、治癒力の方に力を注げるのです。
しかし、仕事や家事をしないといけない場合、自分のペースで動くことはなかなかできません。
できれば、その日時間が空いた時は仮眠を取るか、休息を取ることをオススメします。
それもできない場合は、その日の晩は早く寝るようにします。
睡眠時間を十分確保しましょう。
起床時に体がつらい、しばらく動いても体がどんどんつらくなるときは、副交感神経緊張状態が解除されていないといえます。
強制的に脳が自然治癒力を優先しています。
これは悪いことではありません。
まだ自律神経が正常に働いている証拠です。
自律神経が正常に働かなくなると、ストレスが溜まっているときでも、無理やり交感神経を緊張させ、体を緊張させて、仕事や家事をするように仕向けるのです。
これが続くと高血圧症になる可能性があります。
不眠で眠りが浅い状態が続くときもあります。
そうなる前に自律神経を失調させて、体を不調にさせるのです。
それが自律神経失調症に罹る1つのパターンです。
これは本人の意識によるところも多く、朝、起床時をチェックして、睡眠や休息のバランスを考えていけばいいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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