大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。
今回は自律神経失調症になりやすい人について少し考えてみたいと思います。
ストレスに弱いか強いかは人によって違う
発症にはその人の大切や性格、ものの考え方、とらえ方などが影響します。
近親者に同じ症状がいる、ストレスを感じやすいなど、自分自身や周囲を見渡ししてみるとよいでしょう。
自律神経失調症は、さまざまなストレスや不健康・不規則な生活習慣が積み重なって起こります。
でも同じような環境やストレスにさらされ、似たような生活をしていても、自律神経失調症になる人とならない人がいます。
これは、一人ひとりのもって生まれた体質、性格、ものの考え方などが影響しているためです。
ここで気をつけていただたきたいのは自律神経失調症になったからといって、性格が悪い、精神力が弱いということではありません。
同じ環境にいて、風邪を引きやすい人と引きにくい人と個人差があるように、ストレスに対しての対抗力は人によって違います。
またAのストレスに強くてもBのストレスは弱い、Bのストレスには強くてもCのストレスは弱いというようにストレスの適応能力はいろいろです。
自律神経失調症は遺伝するわけではない
自律神経失調症の患者さんの中には、両親や兄弟などの近親者に同じような症状を抱えている人がいるケースが少なくありません。
自律神経失調症そのものは遺伝することはありませんが、自律神経の調整能力が低い体質を親が持っている場合に、調整力を引き継ぐこともあるかもしれません。
自律神経がストレスによって乱れやすい体質ということも考えられます。
性格や考え方が影響することもある
性格・物の考え方
- クヨクヨと考えがち
- 権威に弱い
- ささいなことが気になる
- 人に依存しがち
- 周囲の目や他人の評価が気になる
- 気持ちの切り替えがへた
体質
- やせ型
- 虚弱体質
- アレルギー体質
- 月経異常
- 低血圧
- 下痢・便秘になりやすい
- 乳幼児によく夜泣きした
ストレスを受けていているという自覚のないまま、自分の気づかないところで継続的にストレスをため込んでいるケースもあります。
自律神経はこの本質的な性格にも敏感に反応し、バランスをくずすと考えられています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
[関連記事]