オステオパシー[セルフ誇張法]

大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。

疲れているときは誇張法が便利です。
特に頭が疲れているときに誇張法を使って手の親指をセルフ誇張法をします。

親指は経絡の通りだと肺の経絡を通り、親指の反射だと頭に対応します。
特に整体師やマッサージ師は親指を使う機会が多いと思います。

親指の末節の関節が動かなくなっている方も多いのでは?
その方が押圧しやすいのです。
しかしそれになれてしまうと手首の痛みは出なくなりますが、頭の疲れを知らない間に溜めているかもしれません。

セルフ誇張法

そんなときにセルフ誇張法を使うと親指からはヒヤッとした冷気が抜けていきます。

これは頭の溜まった過剰な熱気(エネルギー)を親指から放出していく感じです。
放出していく気は温度が下がるので冷たく感じるのです。

生徒さんにしていただいたときは両手の親指で1時間以上はかかりました^^;
私がやるとそれでも20分くらいはかかりそうですね。

PC疲れや寝不足も重なってとても時間かかりました。
でもセルフ誇張法だと寝ながらできるので便利です。

やり方は手の親指に軽く反対側の親指と人差し指を触れるか触れないかぐらいの感じで当てます。
親指の関節をズレやすい方向へ誇張するだけです。

翌日、左足の薬指と中指が痛くなりました。
バランスを取ろうとしたのでしょう。

さらに翌日に寝覚めで左の奥歯の歯がズレて張ったのです。
歯医者にいって抜かないといけないのではと思うぐらいにズレた感じがしました。

足指の全体の末節骨周辺を全てセルフ誇張法(左薬指、中指中心に)をしたら、なんと歯が元の位置に戻ったのです。

オステオパシーのセルフ誇張法恐るべしです!

手の親指を念入りにやっただけで、家に帰って漠睡→翌日、足の指が痛くなる→さらに翌日歯がズレました→足のセルフ誇張法で改善。

念入りにやり過ぎるとバランスを取る為に、やっていない方の誇張法をやった方がよいというのがわかりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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