こんにちは!おおいし治療院の大石です。
82才で変形性膝関節症で歩行困難な方が来院されました。
この方は2週間に一回くらい通院されている常連さんで10年くらいになります。
歩行が困難になることは滅多になかったのですが、アクシデントが重なり膝をぐねってしまったのです。
歩行しているときにO脚の影響で明らかに横にブレているので、O脚を調整しないと歩行が困難なようです。
この年齢になると姿勢が正常になることはありませんが、少しでも正常になる為に働きかけることは必要です。
幸い、膝関節周囲はそんなにひどくないので、整体は楽に調整できました。
足首周辺の関節を内側に矯正し、それに関節に負荷をかけている筋肉をメインに調整しました。
次に膝周辺の関節(頸骨周辺の筋肉も含む)を調整。
立ったときになるべく重心が中央にくるように調整。
足周辺7割>膝周辺3割の割合でした。
股関節にはそんなに問題ありませんでした。
この方のえらいところは意地でも杖に頼らない、自分の足で歩きたい。
雪の最中でもキャンセルせず、1時間以上かけてゆっくり時間をかけて、電車を乗り継いできたのです。
整体を受けたい為にそこまで頑張っている姿をみると応援したくなりますね。
膝にサポーターをつけて膝に包帯を巻いていました。
包帯の巻き方を間違っていたのでo脚に有効な巻き方を指導。
サポータは意味がないので外してもらいました。
何度も巻き方を練習してたので、自分でなんとかしようという気持ちは本当に必要だなぁと改めてこの方に教わりました。
自力の気持ちが他人の助力と天の恵みを得られるのだと思う。
自分でなんとかする方法はないですか?
これが基本ですね^^
最後までお読みいただきありがとうございました。