こんにちは!おおいし治療院の大石です。
みぞおち周辺の上腹部は消化器系の臓器が多い。
消化器系の臓器は肝臓、胆のう、胃、十二指腸、膵臓などがあります。
みぞおちの周辺の臓器は腹腔神経叢(別名:太陽神経叢と呼ばれることもある。)とつながっています。
背骨の胸椎の5番~10番周辺から出ている神経叢です。
みぞおちの周辺が緊張すると背中から肩甲骨周辺にかけて痛みやコリが出てきます。
みずおち周辺(上腹部)は下腹部よりも敏感です。
ですから整体で手を当てるのもよりソフトにした方が効果的です。
みぞおち周辺が緊張していると横隔膜もそれに連動して緊張するので、肩コリや首のコリも合わせて凝ってきます。
肩の筋肉、僧帽筋は横隔膜反射で凝っていることが多いです。
それに横隔膜は頚椎の3~5番辺からの神経とつながっているので、横隔膜の緊張は首コリにつながるのです。
首から肩にかけての症状に苦しんでいる方は大抵これが原因ではないかと思われます。
みぞおちの緊張と横隔膜の緊張を伴った症状がある場合はうつ伏せから施術するより、仰向けで施術する方が効率がいいというのがこれで説明つきますね^^
上腹部エリアの臓器が緊張していると時間がかかることが多いです。
30分~40分程度はかかる方もいらっしゃいます。
臓器に問題がない場合はこれの半分程度です。
ここは迷走神経(副交感神経)を刺激するので大変気持ち良くリラックスされます。
迷走神経は後頭部にある延髄から出ています。
ここが緩むと眠くなりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。