下腹部の整体は手を当てるだけでよい

こんにちは!おおいし治療院の大石です。

前回は神経が緊張している方の背中の整体マッサージについて解説しました。

今回は仰向けに寝ている方の神経の解し方を解説したいと思います。

手足の末梢の疲労を胸腹部の中枢に整体マッサージをします。

これも皮膚に触れるか、触れないかの状態で整体するのです。

そして腹部は下腹部と上腹部辺りに神経の緊張が多いです。

下腹部が緊張している方は腰痛になる確率が高いです。

ここに最も時間をかけます。

というか時間がかかります(笑)

ここだけで30分~40分かかるときもあります。

患者さんはグッスリ寝ていることが多いです。

お腹に整体で手を当てた瞬間にすぐ眠りにつく方もいます。

何故眠たくなるのでしょうか?

それは仙骨神経叢を刺激するからです。

仙骨神経叢は骨盤臓器(子宮、卵巣、膀胱、直腸)に神経を送っています。

ここが緊張していると整体で手を下腹部に当てているだけで臓器の神経が緩んで、仙骨神経叢を刺激して、頭の副交感神経に伝わります。

そうすることで頭の神経が緩んで眠くなるのです。

下腹部→仙骨神経叢→頭の副交感神経(リラックスさせる効果)

骨盤臓器の神経緊張の度合いによって時間がかかるのです。

神経が緩むと血行がよくなるので、足の血流がよくなって、足がポカポカしてきます。

手足がポカポカすることで余計に眠くなります。

赤ちゃんが眠くなったときに手足が温くなりますよね^^

最後までお読みいただきありがとうございました。