大阪市淀川区塚本の心理カウンセリングの大石です。
母親は偉大です。
子供は脳科学によると、母親さえいれば育つと言われているそうです。
母親は子供が立派に育つ為にいろんなことを心配して不安になります。
それが過保護になったり、過干渉になったりするかもしれません。
成人しても子供は母親からしたら、いつまで経っても子供のままです。
不登校なら将来のことが凄く心配になるし、成人して30才を超えても定職につかず、いつまでも家にいてるととても心配になります。
気持ちはわかります。
私も娘二人が不登校だったので、不登校の子供がいると気持ちがわかるのです。
でも私は父親として母親を支える立場にいて、フォローをしていただけなので、母親は不登校児の扱いはとても難しいと思います。
不登校でも可能性を信じましょう(アメブロ)
この記事に不登校についての父親の見解を書きました。
記事を見て、母親から不登校の高校生がいるので整体をしてほしいと言われました。
最初はその母親から予約を入れてきたのですが、どうやら学校を休みがちな高校生を整体してほしいとのこと。
「整体をしたからといって不登校は治りませんよ。」と答えたら、「じゃあいいです」とお断りされました。
記事のどこを見て、整体をしただけで不登校児が治ったと考えたのかな?
むしろ、母親をカウンセリングした方がいいですね。
子育ては自分を育てようと思えば自然に育つのです。
だから母親の方がカウンセリングを受けた方がいいです。
ニートについて考えてみたいと思います。
日本における若年無業者(ニート)の算出方法は、厚生労働省『特定調査票集計』の中の「詳細集計」(総務省の労働力調査)に基づいており、そのうち、15〜34歳の非労働力人口の中から、学生と専業主婦を除き、求職活動に至っていない者と定義している。
働かない理由は個々によって様々です。
引きこもりもニートの分類としています。
不登校もある意味学校に行かないという点でニートに入ってくると思いますが、学生は省いているようです。
私は不登校は別に悪いことではないと考えています。
ニートも同じ見解です。
私の娘は二人とも不登校でしたが、長女は中学3年のときからやりたいことが見つかり、そこから猛勉強して高校に入り、さらに大学には別のやりたいことが見つかり、目的の大学に入りました。
今、次女は中学3年でほぼ不登校。
でも高校は行きたいそうです。
私は高校は行きたくなければ行かなくてもいいと考えています。
今、学校は行ったり行かなかったりですが、自分の行きたい高校を必死で考えています。
何が言いたいかというとニートも就業においては不登校と同じ意味で考えています。
ニートの方で学校生活はどのように過ごしてきたのか?わかりません。
おそらく、矛盾を感じながらも義務教育だから通学するのが当たり前で育てられてきたと思うのです。
あるいは全く疑問を持たずに学校生活を過ごしてきた方もいらっしゃると思います。
そんな方が社会に出て、心に葛藤を感じ、引きこもりやニートになっても不思議ではありません。
むしろ小学校や中学校で心の葛藤を感じ、なんとなく不登校になって、自分の人生と真剣に向き合うことになるのは有意義だと思っています。
私は不登校やニートは人生に置いて一つの転換期だと思うのです。
働くことを焦る必要ありません。
学校にいくことを焦る必要はありません。
ただ、自分は何の為に生まれて来たのか?を真剣に考えるときがきたのです。
なんの為に学校に行かなくてはいけないのか?
なんの為に働かなくてはいけないのか?
「義務教育で社会の一般常識を学び、やりたいことが見つかったときの備え」
「生活の為、衣食住の為」
こんなことは子供もニートと言われれる方もわかっています。
でも心の葛藤が大きくてなかなか前に進めないのです。
親が障害者と捉えて、子供を見るのだけは避けて欲しいです。
世間一般の常識だけを振りかざして、子供もニートも見ないでください。
傷ついて、トラウマを抱えてしまうかもしれないのです。
トラウマはストレスを抱えてしまうと、不登校やニートどころではなくて病気を抱えてしまうことになります。
これから魂の思いが発現しようとしている大事なときです。
本当にやりたいこと、夢、願いなどを応援する立場に回ってください。
決して親のレールに引くような真似はしないでください。
そうすれば彼ら(彼女)らは自然に自分の思いを育て、やりたいことが早く見つかると思います。
見守るというのはそういう意味だと思っています。
あなたには無限の可能性があるのです。
あなたのやりたいことは何ですか?
あなたの夢は何ですか?
なんでもかまいません。
ノートに思いついたことをできるだけ書いてください。
親や他人にバカにされてもいいじゃないか?
自分の人生は自分で切り開くべきだ。
今こそ、自分の可能性を追求しようではありませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。