こんにちは！おおいし治療院の大石です。
ゴルフをした後に右腰が悪くなって、なんとかしてほしいと来院されました。
右の首から肩にかけて、少し動かすと痛むという。
仰向けに寝ると、首を少し回転させようとすると痛いと言っておられるので、あまり動かせない。
こういう場合は整体の矯正も慎重にしないといけない。
気診断をすると仰向けと出たので、とりあえず下肢に異常がないかテストした。
関節は全て問題なかった（足首、膝、股関節）
腹筋に捻れの緊張が両サイドに発見。
内臓の問題ではなさそう。
筋肉の捻れを整体で緩めました。
首はあまり触れないので、うつ伏せになってもらいました。
しばらく体を眺めると右の背筋部が盛り上がっていました。
経験的に肝臓のストレスが日頃出ていると思われます。
背部の筋肉を整体で調整してから、整体・カイロプラクティックで矯正しました。
この時点で腰はすっかりましになりました。
それから座位になってもらって、首→肩→腕を念入りに筋肉調整。
寝ちがいのような症状だったので首はあまり動かさず、筋肉の捻れているところを整体で伸ばしながら調整。
腕の肘の急所（手三里から曲地）の筋肉の深部を経絡指圧をすると首が回るようになりました。
これですっかり良くなったのだが、ましになった途端に肝臓のストレスが出てきました。
これは視診で見抜きます。
立って前屈してもらうと腰から背部にかけてツッパリ感が出てきました。
これは肝臓のストレスが新たに深部から出てきたと思われます。
これを検査するには肝臓の辺を押さえて、もう一度前屈してもらうと痛みがなくなりました。
肝臓の辺の押さえているのを外すと前屈してからの痛みが復活します。
肝臓の整体は次回に来院されたときに整体することにします。
この時点ですでに一時間は経過していましたし、あまりやり過ぎると余計に悪くなるからです。
厳密に言うと体が整体を欲してないからです。
これは気診断で検査できます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
