左手母指痛は全身のセンサーだった?

大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。

4年程前から左手母指痛が改善しなくて、整形・カイロプラクティック・鍼灸に通院するもいっこうに治らない。
気功に興味があるので、気功治療を受けてみたいと思い来院されました。

膀胱炎、腰痛(何度もぎっくり腰を経験)、首こりから上腕が重だるい。
特に後頭部から首にかけて、尋常ではない感じです。

 

こちらが整体観察すると
子宮に問題が、本人は自覚なし。
腰部周辺をカウンターストレインで対応。
腰痛が消失。
後頭部(小脳、延髄など)を気功で解放。
頚椎7~胸椎2番までを丁寧に誇張法で矯正。
この時点で後頭部から上腕、腰部から膀胱炎まで全身が楽になりました。

 

しかし肝心の左手母指痛は半減したが、あまり直接整体できない感じ。

2回目の整体施術で全身調整すると、ようやく左母指痛と手首に集中的に整体できるようになりました。
気鍼がよく効きました。

これで左手母指痛は改善されました。

どおりで、他のところでは改善できない理由がわかりました。
左手親指痛は全身のバランスを整えるセンサーの役割だったのです。

鍼などは通常効果抜群ですが、どうも効く感じがしない。
手指の整体なども効いている感じがしないので、全身のバランスを整えることに主眼を置きました。
指の反応を見て、誘導して他の部位を整体すると、母指の痛みがだんだん和らいできたのです。

いろんなところで通院しても治らない原因は、案外全体のバランスを整えた後で施術すると改善することもあります。
尚且つ、痛みの反応点を他の部位で整体して、反応点を消していくと改善されるケースが多い。

だとすると、全身のバランスをある程度整えていかないと、左手指痛は完治しないとも考えられます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

[関連記事]

足首捻挫の古傷から首、肩こり波及