多臓器の整体について考察

大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。

当院は内臓を患った慢性疾患の方が多いです。

整体や気功などで多臓器を扱うにあたって心がけていることがあります。

どこの臓器を先に整体していけばよいのか?
長期的にどの臓器を強化していけばよいのか?

などを重点的に考察していきます。
何も考えず手当たり次第、手がいったところを整体していかないように注意したいです。

こうやって定義していくことが目標設定をする上にあたって重要です。
具体例を挙げますと

腎臓結石からくる冷え、胃下垂、甲状腺低下、生理不順、低血圧、貧血、頭痛、顎関節症、右手のしびれなどの疾患と症状があります。

これを東洋医学的(気、血、水)にグループ分けをしていきます。

  • 気の病気は頭痛、顎関節症、生理不順、胃下垂
  • 血の病気は貧血、低血圧、冷え、しびれ
  • 水の病気は腎臓結石、甲状腺低下(袋がある)

最初に腎臓の整体をしました。
これに2~3回くらいかかりました。
それにともなって冷えが少し改善しつつあります。

頭痛と顎関節はその都度、背骨を矯正して整えます。
腎臓と頚椎の矯正でおさまります。

腎臓が軽減していくにつれて、子宮、胃下垂を整体。
ようやく甲状腺の張りが出てきました。
甲状腺の張りはすぐにおさまりました。

腎臓→子宮→胃下垂→甲状腺の順番に整体していきました。

体質改善的に考えると臓器というより、貧血(低血圧)からくる冷えの改善に照準を絞っていけばよさそうです。

具体的にどうすればよいかというと、臓器に照準は絞れないのでまんべんなく症状が出てきた臓器を整体していけば、結果的に貧血(低血圧)などの症状が強化されていくと思われます。

多臓器の整体はよく考えて整体しないといけません。

知識も総動員して整体していくべきです。
それこそあらゆるパターンの整体が考えられると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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