A.それは好転反応といって、施術を受けたからといって身体が悪くなったわけではありません。
施術は当院の場合は身体全体のバランスを取って、自然治癒力を増進させることを目的としています。
よって好転反応とは、身体のストレスを改善しようとして身体の方が自然に自己調整しようとして出てくる結果なのです。
緊張が続いたり、コリが多くて身体がかたくなっている人は、施術ではリラックスさせたりほぐしたりすることが多くなります。
その結果、施術をした後、2日ほど施術効果が持続して身体が弛緩してだるさが出ることになります。
通常2日程したら身体の方で休養が充分取れて身体のだるさがなくなります。
2日経過してもまだ身体にだるさが残る場合は、身体に緊張していたりこっている箇所がまだあるということでありますから、再度施術を受診していただくとその場ですっきりします。
その後では好転反応は出ません。
何故ならば、1度施術を受けて身体の緊張やこりはかなり改善されているからです。
どこかに痛みやしびれを抱えている人は、たまたまその患部に痛みが出ているだけであり、もしかしたら他の場所も悪いが、鈍感になって症状が出ていないことがあります。
その場合の好転反応は肩の痛みで来院されて肩の痛みはましになっても頭や腰が痛くなってくることがあります。
これは鈍感なところが正常に反応するようになってかえって敏感になるケースです。
2日程しても痛みが消えない場合は、まだ身体が施術を要求しているので、再度施術を受診されるとよいでしょう。
便、汗、尿などの排泄が滞っていたり、疲れがかなりたまっていたり、スレスで抵抗力などが低下している場合は、施術を受けると抵抗力が増進したり、新陳代謝が活発になることになります。
この場合の好転反応は、人によっては発熱したり、下痢したり、発汗したりします。
これは諸々の器官に浄化作用が働いて起こる現象です。
浄化期間が終われば身体はすっきりするはずです。
このように好転反応は弛緩・敏感・排泄と3つあり、それぞれは身体をより健康に快適にするために起こってくるやもえない現象であるといえましょう。