腰椎椎間板ヘルニアからの坐骨神経痛

大阪市淀川区塚本のおおいし治療院の大石です。

腰椎椎間板ヘルニアの方が来院されました。
去年の9月末なので3ヶ月以上経っています。

左殿筋周辺から足首まで痛みが激しいとのこと。
最初はしびれ感だけだったが、だんだん痛みが強くなったそうです。
経過をみると腰椎間板ヘルニアからの坐骨神経痛を併発している感じです。

普段は年に1回程度腰痛がひどくなり、注射すると痛みが収まるとのこと。
今回は医者にキツイ注射を2回打って治らなければ手術がいいと言われたそうです。

注射が効かなかったので、手術を薦められましたが、どうしても手術は避けたいとのことです。

整体や気功、鍼等で3回~5回くらいで改善の兆しが表れなければ手術した方がよいかと思われます。

改善していく目安は足首までの痛みからだんだん上の方に痛みが移動してきて、腰周辺の痛みが出てくると改善の兆しが出てくると思われます。
その後しびれ感が出てきて、痛みは消えていく経過をたどります。

他院の鍼灸で12回程で全く改善されなかったみたいなので、気功・整体で施術してみました。

押圧するポイント(ツボ)はあまりないです。
この場合は鍼灸は効きづらいです。

整体をするところは左側の仙骨に問題が見受けられたので、仙骨をリリースして強化。
整体するところも少ないです。

次に椎間板周辺を気功。
椎間板周辺のリンパ・血行促進。
腰椎間の間隔を広げる気功。

座位で腰椎と腰のカーブを調整。
立位で膝、股関節を調整。

気功メインで良くなるに連れて整体、鍼灸するところが増えるとよいですね。

これでかなり歩行と起き上がるのが楽になったようなので、経過観察していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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