こんにちは!おおいし治療院の大石です。
中学2年生から腰痛持ちという猛者が来院されました。
40代前半の男性だから30年くらいは腰痛を患っていることになりますね。
一度病院でレントゲンを撮ってもらって、椎間板ヘルニアと言われたそうです。
「いつぐらいに撮ってもらったの?」と訪ねたら10代の後半だったと思いますと返事がきました。
とりあえず椎間板ヘルニアの簡単な検査をしました。
SLR(下肢伸展挙上テスト)~
足を持って膝を伸ばしてそのまま挙げて、痛みが出るかどうか?調べます。
体が硬い人はこれだけでふとももの裏がツッパリますね。
これで神経痛のような痛みが出てきたら、坐骨神経痛を疑います。
椎間板はヘルニアがあるとこの検査をすれば確実に陽性反応が出ます。
それ以外の検査もしましたが、ここでは割愛させていただきます。
結論から言って椎間板ヘルニアの可能性はいろいろ調べましたが、陰性でした。
陰性とは別に問題ないということです。
気診断で腰の原因は腹部にあると判明しましたので、下腹部辺りの整体をしました。
小腸の内臓整体です。
腰の経穴を整体すると小腸に気が流れている感じでした。
お腹が温かくなってきたとおっしゃってました。
前屈(前かがみ)すると腰に違和感があると言われたので、仙骨を整体しました。
仙骨の整体は仙骨神経を緩めて、小腸を活性化している様子。
この時点で腰の前屈はほぼ解消。
次に腰の外側のツッパリ感がまだありましたので、大腸の内臓整体をしたらツッパリ感は解消されました。
腰にはほどんど整体をせず、腰のツボ→小腸、仙骨の整体→小腸。
大腸の整体、小腸の整体で腰痛が改善されました。
最後までお読みいただきありがとうございました。