邪気をもらうメカニズムを解説

こんにちは!おおいし治療院の大石です。

整体師、治療家(鍼灸、カイロプラクター含む)は患者さんを楽にしようと思ったら、どうしても邪気をもらうこともあります。

そもそも邪気って?

邪気(じゃき)

  1. 悪意。わるげ。
  2. 病気などを起こす悪い気。悪気。「 -を払う」
  3. もののけ。じゃけ。

大辞林 第三版より引用

主に②のことについて考えてみたいと思います。

整体師が邪気を受けるときに考えられることは

  1. 体調が悪いとき
  2. 悩んでいるとき
  3. 施術に集中していないとき
  4. 自信がない方
  5. 依存傾向が強い方
  6. 感情が不安定な方
  7. 念が強い方
  8. 技術的に未熟
  9. 整体師に向いている方

1~6までは書いてあるとおりです。
7~9を考えたいと思います。

⑦は邪気を受けなさそうな気がしますが、受けるときは受けます。
プラスの面で考えると、どうしても痛みを取ってあげたいという気持ちがある方に多いです。
この場合は技術を間違ってしているケースに多いです。

例えば肩こりをどうしても癒したいと一生懸命に整体をしているとしましょう。
その方は肩こりではなく実は肝臓かもしれないし、頭の疲れからきているかもしれない。
それに気づかず肩こりに固執するあまり、念力で肩こりを治している可能性があります。

その場合は患者の肩こりは楽になるが、自分がその肩こりのストレスをもらう羽目になるのです。
⑧といえばそうかもしれません。

⑧は肩こりのストレスが抜けている場所に整体師が立っていて、それをもろに浴びるケースです。
この場合立ち位置の問題です。

邪気が抜けていく場所を直接整体してはいけません。
違うとこを整体して、離れたところから邪気が抜けていくのが理想です
だいたい患部を直接整体しているときになる可能性があります。

⑨邪気を受けるということは1~6を除いて考えると整体師に向いているのです。
以前、邪気をもらったことがない方が整体をしていると最近もらうようになったというのは1人前の証拠です。
一度ももらったことないと思う方は相当鈍い方か整体師に向いてないかもしれません。

整体の感覚が鋭敏になればなるほど、気という能力が開けてくるのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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